そこで医者の触診の様子がなにかそれまでと「空気が違う」感じになったとき、ビデオで撮影していた福満にむかって看護士(助産婦だっけ)が「カメラ止めて!」といいはなつ。
これが私はものすごく引っかかった。
いかなる状況であろうと、患者とその親族のビデオ撮影をとめろという権限は看護士にはないと思うのだ。
松居一代が以前テレビのバラエティーで、自分の息子が診察される際、横でその様子をすべてビデオで撮影するといっていた。
スタジオは「やりすぎじゃない?」みたいな空気だったが、スタジオに招かれた医者はやりすぎではない、という返答をしていた。*1
また「ブラックジャックによろしく」に登場する心臓外科医のモデルになった医者は(名前失念)手術の様子をすべてビデオ撮影し、希望するなら患者に渡していたはずだ。
毎度のこと私の妄想だが、これはなにかちょっとでもやばい状況になったとき、医療ミスとして訴えられないように看護士が予防線を張ったのではないだろうか。
ビデオ撮影なんてものすごい証拠ですから。
皆さんが普段かかっている病院のお医者さん看護士さん。
これらの人たちは患者の病気怪我を治そうと真剣に取り組んでくれる方々だが、「医療ミス」というものに対峙したとき、ガラっと態度を変えます。
その結束たるやすごいもんです。
何でこういうことを言い切るかというと、くわしいことはいえませんが遠い親族にそういうことがあったんです。
もしビデオとめろ、といわれた時は止めてはいけない。
状況がわからない医療の素人である私たちはついその場のプロに従ってビデオを止めてしまいそうだが、医療の素人だからこそビデオを回し続けたほうがよいと思うのである。